・電動歯ブラシをまだ使ったことがない方
・「最初の1本」にどれを選べばいいか迷っている方
・フィリップスという会社に少し不安を感じている方
・ハイエンドとエントリーモデルで悩んでいる方
電動歯ブラシを購入したい!と思って探してみると意外とたくさんのメーカーがあることに気付きます。

普段の歯ブラシに電動モーターがついたものもあれば、歯医者で見るような回転式のもの、更に詳しく調べてみると「音波式」だったり「超音波式」など様々な用語が飛びかいます。
さらに歯医者の意見として、「電動ではなく手磨きがいい」という声もあったり・・・
今回はそんな悩めるあなたへ向けて、おすすめの電動歯ブラシを紹介していきます。
それがPhilips(フィリップス)から発売されているソニッケアーシリーズです!
目次
PHILIPS(フィリップス)ってどこのメーカーなの?
まずは簡単に会社概要をまとめました。
・設立 :1891年
・本拠地 :オランダ アムステルダム
・創立者 :Gerard Philips
主要製品 :ヘルスケア製品、医療関連機器、家電(中国資本に売却済み)
日本法人 :株式会社フィリップス・ジャパン
正式名称「ロイヤル フィリップス(以下フィリップス)」は1891年にオランダ、アムステルダムで創業したヘルスケア、医療機器メーカーです。
もともとは従業員が20名程度の電球工場でしたが多角化を進めた結果、ラジオや蓄音機といった家電から軍需品まで製造する総合メーカーとなりました。
しかし、拡大したは良いものの、不採算事業も増えてしまい、経営を圧迫、現在では不採算事業を切り離してヘルスケアと医療関連機器を主要製品に据えています。
その例として証明部門であった「フィリップス ライティング」は「Signify」として独立し、家電部門は中国資本へ売却をしました。
フィリップス、家電部門を37億ユーロで中国PEに売却へ https://t.co/AQBiofgi9o pic.twitter.com/GD4exQxBL8
— ロイター テクノロジー (@ReutersJpTech) March 25, 2021
PHILIPSの家電部門について
と思われる気持ちは十分わかります。
今でこそAnkerをはじめ、品質が日本メーカーに劣らない製品を数多く出してくるようになりましたが、一昔前の中国の家電は「安かろう、悪かろう」でした。

そんな中国企業に買収されたとなると、製品のクォリティが下がるんじゃないか?と不安になります。
しかし、そんなイメージも今は昔。フィリップスの家電は売却後も良い評判をユーザーから受けていました!
例えば検索数も多いモバイルバッテリーは手のひらサイズでコンパクトながら大容量、ケーブル付きで高速充電が可能という機能がありながら約4000円という神コスパですし、
Xでも高評価を受けています。
こないだ何となくAmazonで買ったPHILIPSのモバイルバッテリーが当たりだった✨
☑️10000mAh
☑️Type-CとLightningケーブル内蔵
☑️出力用のType-Aポートと入出力用のType-Cポートもあり
☑️単体充電時は最大22.5W
☑️パススルー充電可能
☑️手のひらサイズでコンパクト
☑️3000円台… pic.twitter.com/QHJ3YTWL6m— Yud ゆーでぃー (@yud_kai) April 14, 2025
フィリップスのイメージはあまりないモニターはAmazonの売れ筋ランキングでトップ10にはいるほど売れています。
PHILIPSのモニターこれ良くないか…!?
180hz/応答速度0.5/IPS/で15000円!!
IPSモニターって基本高いよね!これ持ってる人のレビュー聞きたい!!!
ヒゲソリメーカーよね?? pic.twitter.com/AIiIqzXtXd— Arufomu🦕vtuber(仮) (@arf_apex_ps) May 15, 2025
調理家電であるノンフライヤーもきちんと高評価でした!
【感動】
PHILIPSのノンフライヤー、早速使ってみました!
鶏のモモ肉とムネ肉を調理してみましたが、びっくりするくらい簡単にできました😳
肉もジューシーでめちゃめちゃおいしい!
妻もかなりおいしいと気に入ってました😆
最高な買い物しました✨#フィリップス #ノンフライヤー #ダイエット pic.twitter.com/r8wa8PX0YD
— イケパパ@35歳からの体質改善日記 (@ikppOh) July 24, 2019
フィリップス様からモニターとして頂いたノンフライヤー。
簡単にヘルシーな唐揚げが出来た😁
油使わないから節約&油の廃棄なし。
ヘルシー♪しかも付きっ切りでなく放置で出来るので時短料理。そして美味しい😋素晴らしい〜 #ノンフライヤー #フィリップス #PHILIPS pic.twitter.com/lQXvP64A4J— えむちん☆ (@_mchan) February 6, 2018
確かに中国企業に売却をされていますが、どのジャンルの家電も高評価が多く、中国企業というだけで敬遠してしまうのはもったいないと言えますね!
製品のクォリティにくらべて価格も安いことが多く、まさしく「コストパフォーマンス」に優れた企業と言えるでしょう!
ちなみに家電部門については不採算だから売却したのではなく、比較的成功したあとに売却をしております。
ヒルハウス・キャピタルは家電部門取得とともに、フィリップスに15年間のブランド使用料としておよそ7億ユーロを支払う。
引用:ロイター フィリップス、家電部門を37億ユーロで中国PEに売却へ
電動歯ブラシを選ぶ基準について
電動歯ブラシを選ぶにあたってなぜソニッケアー、しかもエントリーモデルである「2100」シリーズをおすすめするのか、私なりの意見を申し上げます。
手動より電動がいい
これについて、賛否両論はあると思いますが、私は電動歯ブラシではを磨いたほうが確実にいいと考えています。
まず初めに歯磨きとは歯ブラシで歯や歯茎の間を磨いて汚れを落としますが、手磨きはシャコシャコ自分で歯を磨く必要があります。

しかし、電動歯ブラシ、例えば今回紹介するソニッケアーは1分間で31,000回振動させて汚れや歯垢をかき出します。

引用:Amazon商品ページ
これだけでも汚れの落ち具合が違うのが想像できますよね?
実際に私も初めて使った時歯がツルツルになって非常に感動した記憶があります。
洗浄機能はどれがいい?
回転式とは丸いヘッドを高速回転させて歯を磨く方式です。

歯医者なんかで使われているのはこのタイプです。
この方式の特徴は歯垢除去力が高く、しっかり磨いた感覚が残りますが、その分歯や歯茎を傷つけやすいデメリットがあります。
次に音波振動式。

一分間に3万回以上の振動を発生させることで細かい気泡や水流を作って歯垢や歯間、歯周ポケットの汚れを飛ばしてくれるのが特徴です。
今回紹介するソニッケアーも含めて、一番採用しているメーカーが多く、高速振動によって発生する水流は数ミリ程度の距離にある歯垢は飛ばしてくれます。
手磨きのように歯ブラシをシャコシャコ動かす必要もなく、当てるだけできれいになるので、歯や歯茎のも優しいです。

最後に超音波振動式です。

これは1秒間に160万回振動して小さな細菌や歯垢のもとになる成分を除去できます。
と、思ったそこのあなた、ちょっと待ってください。
確かに振動数は凄いのですが、振動が細かすぎて蓄積した汚れの除去が苦手というデメリットがあります。
イメージとしては音波振動式はたわしでゴシゴシ擦って汚れを落とすイメージですが、

超音波振動式はたわしを手で持って、自分が震えて汚れを落とすイメージです。

ということは、音波振動式は手を動かさなくても良かったのに、超音波振動式にすると自分で手を動かさないといけません。
なので、電動歯ブラシを選ぶときは音波振動式一択です。
パワーについて
回転数、振動数など汚れを落とす指標になりますが、ちゃんとしたブランドの電動歯ブラシであればハイエンドからエントリーモデルでも大きな差はありません。
なので、迷ったらエントリーモデル、ローエンドモデルを選んでも問題ありません。
細かいサポート機能など
ハイエンドモデルになると数多くの付加価値がついています。
例えば様々な振動モードを使い分けることで、歯を更に磨けるようになったり

引用:Amazon商品ページ
アプリ連携をすることで歯磨きを記録し、磨いた回数や圧力を確認できる機能だったり、

引用:Amazon商品ページ
おしゃれなグラスなんかついてきたりします

引用:Amazon商品ページ
え?いるその機能?
最初は珍しさを感じて使っていてもそのうち飽きたり面倒くさくなって使わなくなります。
正直ハイエンドモデルは贅沢品で、いわば高級車を買うのと本質的には変わりません。

先程申し上げたように、エントリーモデルでも歯磨きをするには十分なパワーを持っているので、よほどこだわりが無い限りはエントリーモデルを選ぶのが一番です。
以上の条件をクリアするのが今回紹介するソニッケアーの2100シリーズということです。
-
✅ 手磨きより電動の方が効果的
→ 1分間に31,000回の高速振動で歯垢を除去。使うと歯がツルツルに! -
✅ 方式の違いに注意
・回転式:除去力は高いが歯や歯茎に負担
・音波振動式:当てるだけでOK。水流効果でやさしくしっかり磨ける
・超音波振動式:細菌には効果的だが、手を動かす必要ありで上級者向け -
✅ パワーの差はあまり気にしなくてOK
→ エントリーモデルでも十分に磨ける性能。ブランド製なら安心! -
✅ 高機能モデルは贅沢品と割り切る
→ アプリ連携やグラス充電など付加機能は便利だけど、必須ではない -
✅ 初心者には音波振動式+エントリーモデルがおすすめ
→ 価格・使いやすさ・性能のバランスが◎。ソニッケアー2100はその代表格!
実際に使ってみたレビュー
ソニッケアーは電動歯ブラシなので、もちろん電源が必要です。

私の家は独立洗面台がないので洗濯機の上に棚を引っ掛けて設置してます。
限られたスペースにも置きやすいコンパクトさが良いですね。
色は白一色ですが、基本的に白のほうが良いと思いません?

清潔感が歯磨きにぴったりだと思っています。
使い方は簡単で至って単純、口の中に入れてボタンを押すだけです。

振動はかなり多く、口の中に入れないと歯磨き粉が周りに飛び散るくらいでした。
あとは歯に当ててきれいにしていくだけ。
高速振動によって力も入れず、短時間で歯をきれいにしてくれます。

引用:ソニッケアー商品ページ
また、使い始めてすぐの時は電動歯ブラシに慣れていない方のために振動が弱めに設定されています。
この機能は1回使用するたびに徐々に振動の強さを上げるよう自動的に設定されているので、初めて電動歯ブラシを使う際に振動によって歯茎が傷つくのが心配な人も安心です。

また、2分間で自動停止する機能がついており、磨きすぎて歯を傷つけることを防ぐことも出来ます。
正しい歯磨きの時間を体感的に知ることが出来るのも嬉しいポイントです。
使い終わったあとはブラシを流して本体の金属部分だけ軽く水洗いして終了。
私の場合はお風呂に洗面台がついているのでシャワーを浴びながら歯を磨いているときも多々あります。
もちろん電化製品なので落としたりすると故障のリスクはありますが、私が購入したソニッケアーは落とす、シャワー浴びながら使う、風呂場に放置したままにするという決して褒められない使い方ではありましたが、4年間使っても全く劣化を感じさせませんでした。
ちなみに買い替えの経緯はソニッケアーを戻そうとしたときに誤って手をすべらせてしまい、ドラム式洗濯機の奥に落としてしまったからです。
新しい歯ブラシとしてまたソニッケアーを購入したのですが、↑で挙げたポイントはしっかり踏襲しつつもさらにスリムになっていたので結果オーライだったかもしれません。
おそらく次に歯ブラシを買い替えるときもソニッケアーを選ぶだろうなと予感しています。
どうしても不満なところ
ここまでべた褒めですが、どうしても不満なところがあります。
それがこの充電方式!

見てください!今このご時世にUSB Type Aを採用しているではありませんか!

しかもアダプターは付いてきません・・・。
な、なぜこんなことを・・・
私が2020年に購入したモデルはコンセントだったのにいつの間にかUSB充電に変わってしまってました。
冷静に考えてみれば、洗面所にUSB充電の端子がないことくらい分かると思うんですけどね・・・ここだけはどうしても納得がいきません。
アダプターを買えばいい話ですが、わざわざソニッケアーのためにアダプターを買うのもバカバカしいです。
これはグローバル展開をするさいに、コンセントだと各規格に合わせて製造するところを、USBにすることでコストカットが出来るから仕方ないと割り切るしかありません。
一応、以前のソニッケアーの充電器は新しいモデルと互換性があるので、私はそのまま使っています。これももう5年戦士。
まとめ
以上がPHILIPS(フィリップス)の会社紹介と私が使っているソニッケアーの紹介でした。
PHILIPSという会社、聞いたことはあるけど実態はよく知らないという方は多かったと思います。
まずはPHILIPS(フィリップス)という会社についてまとめです。
家電部門は中国企業へ売却こそされましたが、現在でも評価が高いものが多く、思わず欲しくなってしまうものが多かったですね!
そして、今回紹介したソニッケアーのまとめ
✅ コンパクト設計で狭い洗面所でも置きやすい
→ 独立洗面台がない環境でも問題なし。白色で清潔感も◎
✅ 使い方はシンプルで直感的
→ 口に当ててボタンを押すだけ。力を入れず短時間でツルツル感!
✅ 初期の振動は控えめ設定で初心者も安心
→ 使うたびに自動で振動強度がUP。歯茎にやさしい工夫が◎
✅ 2分間で自動停止するタイマー付き
→ 磨きすぎ防止&正しい歯磨き習慣が身につく
✅ 防水ではないが、多少の水濡れでも丈夫だった(※自己責任)
→ シャワー中使用、落下、放置にも4年間耐えた実績あり!
✅ 4年間使用してもまだまだ使えてしまう耐久性
→ 新モデルはよりスリムでデザインも進化
⚠️ 不満点:充電がUSB Type-Aなのにアダプターが付属しない!
→ 洗面所にUSBポートが無い人には不便。Type-C非対応も残念
→コストカットの影響と割り切るしかない…
✅ 旧型の充電器は新型とも互換性あり
→ 長年使っていた旧モデルの充電器をそのまま使えて便利!
多少の不満はあるにせよ手磨きのときとは比べ物にならないほどしっかり歯磨きが出来ているので、今まだ電動歯ブラシを使っていない方は購入してみてほしいです!
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
私が使用しているPHILIPS ソニッケアー3100は↓です。
そして、最近発売された2100シリーズは↓から御覧ください。
違いはケースが付いているか付いているかないかです。大体の人は2100で十分だと思います。