この記事はこんな方におすすめ
・コスパの良いイヤホンが欲しい方
・デザインがカッコイイイヤホンを使いたい方
・長時間使えるイヤホンが欲しい方
通勤、通学の途中に音楽や動画を楽しむのはもはや当たり前のライフスタイルになりました。
ふと電車を見渡してみると、多くの方がワイヤレスイヤホンをつけてスマートフォンを操作しています。
そんな中、イヤホンを買い替えるタイミングがあり、
と思ってAmazonを覗いた時に目に入ったのが、Ankerというメーカーです。
Ankerはモバイルバッテリーやイヤホンで知られる有名ブランドですが、「実際に使ったことはない」「海外メーカーってちょっと不安…」という方も多いかもしれません。
この記事では不安を感じている方へ向けてAnkerという会社の概要と、実際に私が購入した最新モデル、「Soundcore Liberty 5」レビューを紹介していきます。
また、簡単にではありますが、Soundcore Liberty 4 Proとの比較も行っていきますので参考になれば幸いです。
目次
Anker(アンカー)って どんな会社?どこの国のメーカーなの?(読み飛ばし可)
Ankerと聞いて思い浮かぶのはモバイルバッテリーではないでしょうか?
以前私も紹介しましたが、

Ankerと言えばモバイルバッテリーを思い浮かべる人は数多くいらっしゃると思います。
とは言え、周りの人がいいと言っても、使ったことがなければなかなか手が出ませんよね。
まずはAnkerという会社についてご説明してまいります!
結論として、商品のコストパフォーマンスは高いですし、会社としても信用がおけると考えています!
なぜそう思ったのか、見ていきましょう。
まずは会社概要
設立 :2011年 中国 深セン
創業者 :スティーブン・ヤン(元グーグルのエンジニア)
主要製品:モバイルバッテリー、ワイヤレスイヤホン、ロボット掃除機他
日本法人 :アンカー・ジャパン株式会社
代表取締役 :猿渡 歩
住所 :東京都千代田区神田淡路町2-101
主要製品 :同上
売上 :494億円(2023年12月まで)
設立 :2013年1月
Ankerは中国の深セン市で創業された電子メーカーで、創業者はまさかのグーグルのエンジニアというのだから驚きです。

Ankerのメイン商品はなんといってもモバイルバッテリーで、その売上は日本のみならず、世界中に広まり、2022年にはEuromonitor Internationalが実施した調査結果において世界ナンバー1のモバイル充電ブランドに認定されました。
Anker が「世界No.1モバイル充電ブランド」に正式認定!
今回紹介するモバイルバッテリーの他にも、「Soundcore(ワイヤレスイヤホンやスピーカー) 」、「Eufy(ロボット掃除機)」、「Nebula(ネビュラ)」など姉妹ブランドを数多く展開し、スマホ周辺機器から家電まで、幅広くカバーしています。
私もAnker製品を愛用しており、まだまだAnkerが有名になる前の2012年にモバイルバッテリーを購入してから、5年間愛用したり(非推奨ですが・・・笑)
ワイヤレスイヤホンやロボット掃除機など、数多くのAnker製品を長年使用してきました。
中国のメーカーと聞くと、購入したのに動かない、すぐ壊れる!という意見があると思います。

しかし、私の使ってきた商品は、私がうっかり壊してしまった(イヤホンをポケットに入れたまま洗濯に回してしまいました・・・)以外では寿命まで使い切ることができました!
万が一通常使用で動作不良があっても、購入から18ヶ月(Anker Japan公式オンラインストアに登録すれば24ヶ月)の長期保証があるので、せっかく買ったのに壊れて使えない!という現象は極めて稀なケースと言えるでしょう!
中国の家電メーカーというだけで今まで敬遠してきた方は非常にもったいないので、この機会にぜひAnker製品をお試しください!
- Ankerは中国・深セン発の電子機器メーカー
- 創業者は元Googleのエンジニア
- 日本法人あり、2023年売上は494億円
- 代表的ブランドは「Soundcore」「Eufy」「Nebula」など
Anker製品は安全?発火事故の真相は?(読み飛ばし可)
ここは「発火って聞いたけど本当なの?」という不安への見解です。
事実とメーカーの対応をもとに、あくまで冷静に安心材料と注意点を整理していきます。
正直、私もこれを見たときに驚きました。
弊社モバイルバッテリーの2製品につきまして、海外で発火等の事象が発生していることが判明いたしました。日本国内では現時点で発生しておりませんが、今後の被害拡大防止を第一に考え、製品の回収ならびに交換を実施いたします。…
— Anker Japan (@Anker_JP) September 17, 2024
リチウムイオン電池は使用状況によって発火するリスクが有り、リチウムイオン電池から発火して大火事になったという報告が数多くあります。

結論を言えば、Ankerに限らず、リチウムイオン電池は経年劣化をするものなので、2年、遅くても3~4年を目処にモバイルバッテリーは買い替えることでしか対策がしようがありません。
私のように5年以上使えた例もありますが、あまり推奨されることではないですし、交換直前に至っては満タンに充電してもすぐに半分以下に減ってしまう有り様でした。

逆に言えばAnkerが世界で流通して、これだけ広まっているのに現状目立った発火報告がこの2件だけというのがAnker製品の品質の高さを物語っているのではないでしょうか?
何を基準に購入するかはあなた次第ですが、私は落としたり、高音になる場所(車とか)に放置すると言った使い方を長期間しなければ、そこまで問題ないと考えています。

でも、プライバシーは大丈夫?(読み飛ばし可)
その気持は非常にわかります。私もそうでした。
これについては、Ankerと検索すると
- Anker 個人情報 危険
- Anker 中国
- Anker 大丈夫?
といった検索ワードが出てきます。
これについて、Ankerのホームページに記載されている個人情報保護方針を記載していきますので、ご確認ください。
Ankerは情報を共有している(読み飛ばし可)
公式ホームページを確認すると
アンカー・ジャパン株式会社(以下、当社という)は、当社が取り扱う全ての個人情報の保護について、社会的使命を十分に認識し、本人の権利の保護、個人情報に関する法規制等を遵守します。 (中略)
と記載があります。
このあたりは大企業にあるような個人情報保護について明記していると言っていいでしょう。
ではなぜ中国に情報が渡ってしまうと言われているのか、その要因を見ていきます。
個人情報の取扱いについて(個人情報に関する公表文)という項目について下記のように記載されています。
(1)ご本人から直接書面によって取得する個人情報(中略)の利用目的を、取得に先立ち、ご本人に対し書面により明示します。
(2)前項以外の方法によって取得する個人情報の利用目的
分類 利用目的
個人のお客様情報 ・ご注文履歴管理のため
・お問合せ対応のため
・商取引の処理のため
・メールマガジンの送信のため
・ 広告・マーケティングのため
(以下略)
確かに、これだけ見れば、Anker側にとっても顧客管理という意味では必要であると考えられますね。
しかし、さらに読み進めていくと気になる部分があります。
当社による外国にある第三者に対する個人情報提供先に関する情報は、次のとおりです。
(1) 提供先の外国の名称
中華人民共和国
(以下略)
ここで明確に「中国(中華人民共和国)」が記載されています。
これが、Ankerを購入すると、個人情報が中国へ流出してしまうと考えられている要因でしょう。
そう考える方がいらっしゃると思います。
これについて、私なりの見解を述べていきます。
その前に中略した部分を確認したい方は、以下をご参照ください。
アンカー・ジャパン株式会社(以下、当社という)は、当社が取り扱う全ての個人情報の保護について、社会的使命を十分に認識し、本人の権利の保護、個人情報に関する法規制等を遵守します。 また、以下に示す方針を具現化するための個人情報保護マネジメントシステムを構築し、最新のIT技術の動向、社会的要請の変化、経営環境の変動等を常に認識しながら、その継続的改善に、全社を挙げて取り組むことをここに宣言します。a)個人情報は、小売、卸売業務における当社の正当な事業遂行上並びに従業員の雇用、人事管理上必要な範囲に限定して、取得・利用及び提供をし、特定された利用目的の達成に必要な範囲を超えた個人情報の取扱い(目的外利用)を行いません。 また、目的外利用を行わないための措置を講じます。
b)個人情報保護に関する法令、国が定める指針及びその他の規範を遵守致します。
c)個人情報の漏えい、滅失、き損などのリスクに対しては、合理的な安全対策を講じて防止すべく事業の実情に合致した経営資源を注入し個人情報セキュリティ体制を継続的に向上させます。また、個人情報保護上、問題があると判断された場合には速やかに是正措置を講じます。
d)個人情報取扱いに関する苦情及び相談に対しては、迅速かつ誠実に、適切な対応をさせていただきます。
e)個人情報保護マネジメントシステムは、当社を取り巻く環境の変化を踏まえ、適時・適切に見直してその改善を継続的に推進します。
(1)ご本人から直接書面によって取得する個人情報(ホームページや電子メール等によるものを含む)の利用目的を、取得に先立ち、ご本人に対し書面により明示します。
(2)前項以外の方法によって取得する個人情報の利用目的
分類 利用目的
個人のお客様情報
ご注文履歴管理のため
お問合せ対応のため
商取引の処理のため
メールマガジンの送信のため
広告・マーケティングのため
お取引先担当者様情報 発注内容確認のため(通信記録等)
業務の受託に伴い、お客様からお預かりする個人情報 委託された当該業務を適切に遂行するため。
当社は、個人のお客様情報に関して、上記の目的に限定して外国にある第三者に提供することがあります。この場合の提供先は外国にある業務委託先に限ります。
また、当社は、日本国内の提携事業者(保険会社・会員制サービス提供会社等)に対して、当社サービスに付帯する保険契約や会員サービスの登録手続等を円滑に進めるために必要な範囲で、個人情報を提供することがあります。これらの事業者への個人情報の提供は、当該サービスの利用申込みやご契約などの手続に必要な場合に限ります。具体的な提供先および提供する情報の項目等につきましては、各サービスの利用規約または申込み時に明示いたします。
当社による外国にある第三者に対する個人情報提供先に関する情報は、次のとおりです。
(1) 提供先の外国の名称
- 中華人民共和国
- アメリカ合衆国
- シンガポール共和国
- インド共和国
結局Ankerは安全なの?私の結論(読み飛ばし可)
上記を踏まえて、私なりの見解を述べていきます。
私の結論としては、「確かに怪しい部分もあるけど、他の中国のメーカーに比べたら安全」です。
確かに中国のメーカーと聞くだけで、毛嫌い、疑いの目を持ってしまうのは仕方ないことだと思います。
結局中国の大手メーカーは多かれ少なかれ疑われるのは避けられないでしょう。
私自身、100%信用しているわけではありませんが、Ankerに限らず中国の大手メーカーの製品を使用しています。
- 超大手である
- 個人情報の保護について明記している
- 情報を共有することも明記している
Ankerは中国メーカーということで不安視されがちですが、世界的な実績や保証制度、明示されたプライバシーポリシーを踏まえると、他の中国製品と比べても信頼性は非常に高いと私は感じています。
「価格と品質のバランスが取れた製品を探している方」には、ぜひ一度試してみてほしいメーカーです。
- Ankerは中国発のメーカーだが、日本法人もあり信頼性が高い
- モバイルバッテリーの発火報告は非常に少なく、保証対応も明確
- 個人情報は中国を含む海外に提供される場合があるが、利用目的は明記されている
→ 不安な点もあるが、全体として「明示・対応されている」点は安心材料といえる
Anker Soundcore Liberty 5について
さて、つい先日Ankerから新作イヤホンである『 Soundcore Liberty 5』が登場しました!
正式なナンバリングシリーズでは2022年以来の発売となり、イヤホン界隈をざわつかせたこの商品、果たして性能はいかがなものか?
コスパ界隈の王であるAnkerというだけあって期待してしまいますね! まずはスペックをざっと見たい!という方向けに、以下の表で要点をまとめてみました。
Soundcore Liberty 5 | スペック |
重さ(本体/ケース含む) | 約5.2g (片耳) / 約59g |
通信規格 | Bluetooth 5.4 |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC |
ドライバーサイズ | 9.2mmダイナミック + デュアル低音増強ダクト |
連続再生可能時間(本体のみ)通常/ノイズキャンセリング | 最大12時間/最大8時間 |
連続再生可能時間(ケース込み)通常/ノイズキャンセリング | 最大48時間/最大38時間 |
充電時間 | 約1時間 (イヤホン) / 約3時間 (充電ケース※有線充電時)/ 約4時間 (充電ケース ※ワイヤレス充電使用時) |
操作方法 | 感圧センサー(つまみ) |
防水防塵 | IP55 |
その他、アプリでカスタマイズ可能、ノイズキャンセリング、外音取り込み可能、5つのカラーバリエーションがあります!
では、このスペックが実際どう活きているのか、音質や使い勝手を詳しく見ていきましょう!
音質について
Soundcore Liberty 5は高音質コーデックLDACに対応しております。
LDACとは高音質イヤホンで有名なSONYが開発したBluetoothオーディオ用のもので、最大990kbpsのビットレートで96kHz/24bitの音源を伝送することができます。
細かい数字を並べられてもピンとこないですよね? これは簡単に言うとCDよりも高い高音質で、それをワイヤレス環境で実現できてしまう技術となっています。
それに加えてSoundcore Liberty 5ではあらたにDolby®︎ Audioに対応しました!
これはドルビーラボラトリーズが開発したオーディオ技術で、映画館や家庭でのホームシアター、さらにはスマートフォンなど、さまざまなデバイスで高品質な音響体験ができる企画となっています。
これにより迫力あるサウンドを実現し、映像コンテンツを見るときにさらなる没入感を得られるという新しい経験が可能です。
それに加えて、Soundcore Liberty 5では9.2mmのダイナミックドライバーを採用。
同時にバスレフ構造をイヤホンに取り込むことによって、低音の迫力をアップさせています。
バスレフ構造について詳しく知りたい方は↓をご確認ください。
バスレフ構造とは19世紀のドイツの科学者ヘルマン・フォン・ヘルムホルツ(Hermann von Helmholtz)が発見し、数式した「ヘルムホルツの共鳴」をスピーカーに応用したものです。
空気の満たされた容器に筒を取り付けることで、一定周波数の共鳴が起こります。
その周波数は容器の空気容量と筒の断面積、長さによって違ってくる特徴を活かし、スピーカーのキャビネット(箱)に取り付けた筒によってヘルムホルツの共鳴を起こし、低音をより低い周波数まで再生するために発明された方式です。
このおかげで立体的で迫力ある音がコンパクトなイヤホンで楽しむことが出来ます。
15,000円のワイヤレスイヤホンでこれらの技術をすべて詰め込んだ商品を世に送り出せる技術力はコスパワイヤレスイヤホンの王と呼ばれる所以と言えますね!
ノイズキャンセリングと外音取り込み、マルチポイント
ノイズキャンセリングはSoundcore Liberty 4の2.0から進化した3.5です。
従来は軽減しにくい中高音域のノイズも毎分180回周囲の騒音レベルと装着状態を検知することで、常に理想的なノイズキャンセリング強度を自動で最適化するようになり、さらなる静けさを体感することができる様になりました。
また、外音取り込みについてですが、Soundcore Liberty 4からマイクが左右1つずつ増えたことにより、より自然でクリアな音声を取り込めるように!
また、マルチポイントにも対応していることによって、1つのイヤホンで複数のデバイスの切り替えを自動で行ってくれるため、いちいち切り替える必要もありません!
やっぱりこんな機能がついて15,000円はコスパ最高です!
充電、防水、その他
Soundcore Liberty 5はノイズキャンセリングモードで最大38時間(ケース込み)も再生可能です。
38時間も使えれば、1日5時間仮に使用しても1週間は充電せずにイヤホンを使用できてしまいます!
加えてワイヤレス充電にも対応しているので、充電するときは、ポンとおいておくだけで充電が出来てしまうので、負担を感じにくいのも嬉しいポイントですね!
また、有線充電をすればわずか10分で5時間再生することができるほど高速充電が可能なので、万が一充電が切れてしまった場合でも安心です。
防水、防塵機能はIP55です。
ワイヤレスイヤホンであればこれ以上を求める必要もないので、十分と言えます。
操作方法は感圧センサー。

これはイヤホンの側面をつまんで操作できる方法です。
私はこの機能を試したくてLiberty 5を購入したといっても過言ではありません笑
というのもどうしてもタッチ操作だと誤動作だったり反応しないことも多々あったので、物理で操作できることでそのような問題がなくなるかな?と思ったからです。
最後になりますが、Soundcore Liberty 5はアプリでイコライザーやノイズキャンセリングの設定を行うことができます。 イヤホンの操作の設定もこちらで可能です。

Soundcore Liberty 5の外見
まずはパッケージから Ankerの製品はパッケージがシンプルでいいですね! 蓋を開けてみると簡単な説明
中身は本体、USBケーブル、説明書、イヤーピースです。
今回私は「パールホワイト」を選びました。白ならなくしても直ぐ見つけられるはず。
まるで見た目はAir Podsみたいです。
Soundcoreは4もそうでしたがデザインが他のコスパ界隈イヤホンと比べてかっこいいのが使ってて満足感を得られるポイントでもありますよね!
(Liverty4とくらべてちょっと安っぽくなったという意見もあったりますが)
ケースはスライド式 片手でスッと開けられるし、使っててかっこいいのがまたポイント。
イヤホン本体
感圧センサー

ペアリングはケースを開いて真ん中のボタンを押すとBluetoothのペアリング画面に出てきます。 次の項目で実際に使ってみたレビューをしていきます。
Soundcore Liberty 5実際に使ってみた!
装着感最高!!
まずはこれだけ言わせてください。
Soundcore Liberty 5は装着した時の装着感が良く、耳が痛くなりませんでした。
いくら性能が良くても耳に合わないと使うのが億劫になってしまいますよね。
耳が疲れないという見逃しがちだけど、実は重要なポイントをしっかりとクリアしているのは流石の一言です。
音質について
Soundcore Liberty 5の音質ですが、私は概ね満足しています。
というのも、この金額帯のイヤホンは音質はある程度担保されていれば問題ないのかなと考えているからです。
(まぁ私は音質を細かく評価できるほどの耳を持っていないということもありますが・・・)
とは言えそれではレビューの意味がないので一通り聞いてみた感想を述べていきます。
まずはみんな大好きCreepy Nuts の「 Bling‐Bang‐Bang‐Born」
低音の迫力がしっかりと耳に届いてくれるので、スマートフォンのスピーカーでは味わえなサウンドを楽しむことが出来ました。続いて米津玄師の「感電」
米津玄師のボーカルがクリアに聴こえながらも、バックの演奏が低音をしっかりと効かせてくれているので、これもスマートフォンのスピーカーとは臨場感が桁違いです!
とは言えやっぱり低音の性能がより良くなったので一番聞いてて良かったのはEDMのような歌詞が無いor少なくい音楽が一番性能を活かせるのかもしれません。
Soundcore Liberty 5はコスパを追い求めるというコンセプトながら、ここまでの音質を搭載しているので、驚きの一言です。
Dolby®︎ Audioについて
私はいろいろ音楽や動画を見てきましたが、音楽を聴く分には正直違いがほとんど分かりませんでした。
しかし、例えば音楽でもライブ動画であれば音の臨場感がライブ会場に近いものになったので、ケースバイケースと言えますね。
あと私はそこまで音量を上げて聴きたくはないのでその違いもあるかもしれません。
映画のアクションシーンを大きめの音量で流すとまた違うのかな?という感想です。
ノイズキャンセリングについて
ノイズキャンセリングはとても強いと感じました。
普段このブログを書いているときに使っているカフェがあるのですがお世辞にも流行っているとは言えず、店員さん同士のおしゃべりの声が結構耳に入ってきます。
ひそひそ話ではなく通常の会話の音量で話しているので結構耳に入ってきましたが、ノイズキャンセリングモードにした途端全く音が聞こえなくなりました!
ビックリするくらい静かになってまるで水の中にいるのかと錯覚するほどです。 流石に子どもの騒ぐ声といった大きい音は聞こえてしまうのですが、音楽や動画を流してしまえばそれも全く聞こえません。
イヤホンをするときは基本的に何かしらの音を流していると思いますので、ノイズキャンセリングモードにするだけで自分だけの世界に没頭することが出来てしまいました。
勉強、作業など集中したいときには非常に助かるのではないでしょうか?
ちなみに、私の場合、ノイズキャンセリングモードにして音楽を流さないと、ノイズキャンセリングの音波?で耳と頭が疲れてしまいました。
例えると新幹線や飛行機に乗りたての速度に慣れていない時の感覚に近いです。
Soundcore Liberty 5を耳栓代わりに使おうと考えている方はご注意ください。
通話、外音取り込みについて
通話については相手にはクリアに聞こえているという回答が多かったです。 実際、仕事中の電話をSoundcore Liberty 5で何組かのお客様と事務所からの電話対応をしましたが、聞き取りづらいとか、声が聞こえづらいという現象は今のところ起きていません。
あまり人通りが無いところはもちろん、都心のように人で溢れかえり、様々な人のBluetoothだったり電波が飛び交っている中でも通話は出来たので突然の電話が来ても安心できますね。
つづいて外音取り込みです。 これは驚くほど自然で驚きました。
私はこのブログを書いているときは帰り道のカフェで作業していたりするのですが、ノイズキャンセリングモードでは全く聞こえなかった周りの人や店員さんたちの話し声、店舗に流れているBGMをしっかりと聞き取ることが出来ます。 外を歩いていても、車の音などもきちんと聞こえました。
なので外を散歩やランニングをするとき装着したい!というときはこちらの外音取り込みモードにしておけば、周囲の音を拾うことが出来ますので、安全です。
移動中にちょっとコンビニやスーパーで買い物するときにもイヤホンを外さなくても店員さんの声が聞こえるのも手間が減っていいです。
いくら外音取り込みモードが優秀と言っても、上司や偉い人、目上の人に限らず、他人と会話のするときには外したほうがいいと私は考えています。
外音取り込みモードが優秀だからといって、TOPにそぐわない使い方をするのはまた違いますからね。
あと、流石にガンガン音量を上げすぎたら聞こえませんのでそこもご注意を。
充電、感圧センサーについて
充電についてはType‐C充電が可能なので、スマートフォンの充電器と兼用できるのが便利です。
開封の段階で電池が100%充電されておりましたので、すぐに使えるのも嬉しいポイント。
1日3時間ほど使用していますが、電池切れで使えないという事態は発生せず、気づいたときに充電すればいいやという感覚で使えるので電池切れというケースはめったになさそうです。
操作については感圧センサーでの操作となります。
以前紹介したEarFunなどはイヤホンをタップすることで操作が可能でしたが、タップで操作をしようとすると誤操作が多発してしまいました。
特にランニング中など激しめに動いているときはタップ動作が認識されなかったり、逆に多く認識されてしまってちょっとしたストレスの原因です。
(あとは強くタップしすぎて耳が痛くなってしまったり・・・笑)
それに比べてセンサーをつまんで物理的に操作をすることによって、誤操作が減り、思い通りに動かせるようになったのはポイントが高いですね。
アプリについて
Ankerのワイヤレスイヤホンはスマートフォンのアプリで様々なカスタマイズが可能です。
まずはアプリをインストール後、Soundcore Liberty5を選択します。
細かい設定を行って、

先程の画面に移ることが出来ます。
画面通り、ここではイヤホンのモード(ノイズキャンセリング、標準、外音取り込みモード)を選べる他、電池残量の確認、各種カスタマイズの設定をすることが出来ます。
ノイズキャンセリングの強さは手動で設定も可能
1から順番に上げていくと分かりづらかったですが、1から5に一気に上げると明確に違いを実感できます。
サウンドエフェクトの設定画面では各種イコライザーの設定のほか、先程申し上げた、Dolby®︎ Audioの設定もここで出来ます。
他にもあなたにぴったりな調整ができるお好み診断があります。
これは、HearIDサウンドテストというモードであなたの聴力テストを行い、その結果に基づいてパーソナライズされた調整をしてくれるモードです。
これを設定するためにはまずはあなたのHearIDを測定しないといけません。
一つ前の画面に戻り、HearIDサウンドテストをタップします。
最初に装着テストを実施し、耳への装着がしっかりされているかを確認します。
その後周辺の騒音がないかチェックが入り
テストが始まります。

何回か音が流れ、それが聞こえるか聞こえないかを選択していきます。
テスト完了。

右耳も同様です。

これを両耳で実施しますと↓のように聴力レポートを出してくれます。
その後再びお好み診断の画面へ戻り診断をしていきます。
音楽を聞いて好みのイコライザーを選びます。

あなたの好みを何回か選択すると以下のような結果が出てきます。
テスト用音源の聴き比べてみるとわかりましたが、低音やエコーが効いていたり、ボーカルがクリアに聞こえるか聞こえないか結構違いました。
私はボーカルがクリアに聴こえたほうが好みということが分かってよかったです。
最後になりましたが、感圧センサーの操作設定も可能です。
1回、2回、3回、長押しの4パターンを各耳ごと、合計8パターン設定できますので、あなたの使いやすいように設定してみてください。
操作無効も設定できます。
SNS(主にX)の声を拾ってみた
私だけの意見だけでは公平性にかけるので、いくつかSNSで検索してみました
Ankerストア原宿で、Soundcore Liberty 5 全カラー見てきました!
ノイキャンが想像以上に強いぞ。驚きつつ、音質もしっかり進化。装着感も良好。 初回セールとはいえ、この価格は正直ヤバい…。気づいたら、ブルー買っちゃってました笑 pic.twitter.com/SHggUXCSug — DAIKING・ダイキング (@DaikiUehara3) May 22, 2025
ノイズキャンセリングイヤホンを買い替えました♪ Ankerの「soundcore Liberty 5」 他のノイキャンでは消えにくかった喋り声もかなり消してくれて 摘みやすいスティック型なのもありがたい😊
音質と強力ノイキャンにコスパを求める人にお勧め!#聴覚過敏#ASD#Anker#soundcore pic.twitter.com/ndzqdWvuZv — にしむー246/西村祐亮@Alive (@Alive_warmheart) May 25, 2025
Soundcore Liberty 5買ってみた。
今まで使ってるWF-1000XM4より断然好み😆 ノイキャン強いし、マルチポイント接続時でもLDAC、Dolby Audioが使える。 そして何よりも重低音がめちゃ強い🤪 これでAmazonで13,491円👍さらにポイントも10%くらい付いてるw pic.twitter.com/ptIYqHO0rz — ポッキー@レゴ投資/MNP/ポイ活 (@pokkey2020) May 25, 2025
ノイズキャンセリングがとてもいいという声が多かったです。 15,000円でこのクオリティであれば十分良いイヤホンと言えるでしょう。
Soundcore Liberty 4 Proとの比較
2024年10月に発売されたSoundcore Liberty 4 Proとの比較を簡単にまとめました。
Soundcore Liberty 5 | Soundcore Liberty 4 Pro | |
ノイズキャンセリング | 3.5 | 3.5 |
ドライバー | +デュアル低音増強ダクト +バスレフ構造 |
9.2mmダイナミックドライバー+ウーバーペール振動板A.C.A.A 4.0 (10.5mmダイナミック+ 4.6mmダイナミック) |
外音取り込みモード | 4つのマイクで集音 | 2つのマイクで集音 |
最大再生可能時間
通常/ノイズキャンセリングモード |
【イヤホン本体】
12時間/8時間 【ケース込み】 48時間/32時間 |
【イヤホン本体】
10時間/7.5時間 【ケース込み】 40時間/30時間 |
充電ケーススクリーン | なし | あり |
短時間充電 | 10分充電で5時間使用可能 | 5分の充電で4時間使用可能 |
重量 本体(片耳)/ケース込み | 約5.2g/約59g | 約5.5g/約62g |
発売日 | 2025年5月 | 2024年3月 |
価格 | 14,990円 | 19,990円 |
個人的にはよほどのこだわり(好きな色があるとか、どうしてもディスプレイがほしい)というものがなければSoundcore Liberty 5がおすすめ!
これ以上の音質や機能を求めるなら何度も申し上げているようにAir PodsだったりSONYだったりBOSEを選んだほうがいいですし、ディスプレイも正直言って使いません。
ディスプレイで操作するよりスマートフォンのアプリで操作したほうが取り出しやすさや画面の見やすさの面でも上回っています。
私が唯一Soundcore Liberty 4 Proでいいなと思ったのは試してみたいカラー(ディープグリーン)ぐらいで、今から新しく購入するならSoundcore Liberty 5一択と考えています。
まとめ
以上がAnkerの会社概要と、今回購入したSoundcore Liberty5の紹介でした! まずはAnkerの会社概要として
・Ankerは中国深セン市で創業した企業で、創業者は元グーグルのエンジニア
・モバイルバッテリーの品質は世界一と認定される
・日本だけでも年間494億円を売り上げている業界トップランナー
・個人情報を中国などに渡してはいるが、個人情報保護を明記している。
・上記を明記している超大手メーカーの時点である程度の信用はある
続いて私が購入したSoundcore Liberty5のまとめ! 続いて今回私が新しく購入した商品について
・新たに進化したノイズキャンセリングを搭載
・LDACコーデックに対応し、ハイレゾ体験が可能!
・Dolby®︎ Audioに対応し臨場感あふれる音楽体験が可能に!(諸説あり)
・9.2mmのドライバーと、バスレフ構造により、高音はクリアに、低音はより迫力が向上!
・最大48時間のバッテリー性能で電池切れ知らずに!
・合計2つのマイクで外音取り込みもより自然に!
・その他アプリであなたのお好みのサウンド設定も可能!
スペックのまとめは↓
Soundcore Liberty 5 | スペック |
重さ(本体/ケース含む) | 約5.2g (片耳) / 約59g |
通信規格 | Bluetooth 5.4 |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC |
ドライバーサイズ | 9.2mmダイナミック + デュアル低音増強ダクト |
連続再生可能時間(本体のみ)通常/ノイズキャンセリング | 最大12時間/最大8時間 |
連続再生可能時間(ケース込み)通常/ノイズキャンセリング | 最大48時間/最大38時間 |
充電時間 | 約1時間 (イヤホン) / 約3時間 (充電ケース※有線充電時)/ 約4時間 (充電ケース ※ワイヤレス充電使用時) |
操作方法 | 感圧センサー(つまみ) |
防水防塵 | IP55 |
これだけの品質と機能を備えて、3年前に発売したSoundcore Liberty4とお値段据え置き(約15,000円)なのは流石の一言です!
コスパイヤホンの中でも最上級の商品と言っても過言ではありません。 実際にこれ以上を求めるならAir Pods ProやSONY、BOSEを選ぶしかありませんが、そこまで追い求めない方にとって一番の選択肢になるはずです!
上記を踏まえて、Soundcore Liberty5がおすすめな方は
・普段使いのワイヤレスイヤホンを探している方。
・スタイリッシュでかっこいいワイヤレスイヤホンが欲しい方
・ノイズキャンセリングが強いイヤホンが欲しい方
・音質はそこまでこだわり無くても、高いほうがいいと考えている方
・充電を気にせず使いたい方
・とにかく、コスパよくワイヤレスイヤホンを購入したい方
反対におすすめではない人は
・超絶音質にこだわりたい方
・1円でも安く金額を抑えたい方(→EarFunかP40iがおすすめ)
・イヤホンをつけっぱなしのまま日常会話や外の音を取り込みたい方。
総じて、音質に超絶こだわりがなく、日常生活で使用する分には必要十分な商品といえます!
あなたのワイヤレスイヤホン選びの一つの参考となれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
私が今回購入したSoundcore Liberty5は↓からどうぞ!